実耶子

深く息を吸って　見上げたら　　　　　　　　　　　　　 もう空は高く　あの日の場所へと戻る　　　　　　　　 遥か昔のことなのか　　　　　　　　　　　　　　　　　　 つい昨日のことなのか　　　　　　　　　　　　　　　　　 ...

もうドキドキとか　そんなもの　　　　　　　　　　　　　　　　流される　光と雫 今更なかなか生まれてこないけど　　　　　　　　　　　　　まばたきの隙間 愛　枯れることなく　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しのびこんで　愛して そっと　咲いてあげたい...

重たいピアノの蓋をこじあけて歌おう　　　　　 　　　　　　　 「今日も一日君が笑っていられますように」と　　　　　　　 息をするだけ　それだけで お腹が空くみたいに 心こごえたなら 僕に　そっと　流し込んで いろんな色の塗り方 知ってしまった　君だから ...

僕らはときどき　あいまいで 見えないものが　知りたくなる まぼろしに焦がれては 手が届くほどに　がっかりして それなら　いっそ 月に行く　 月に行く 月に行けば 見えるかなぁ 見えるかなぁ 僕の笑顔も 君のなみだも それなら　いっそ ...

どうかしてる　笑いのセンス　　　　　　　　　　　　　　　　 その発想が　とってもナンセンス くだらないな　笑ってあげる その代わりに　そばにいて 分かんないことは　何でも聞いて 考えすぎる　優しい君を 守りたいな　解っていたよ 君の中に　僕がいる ...

知ってたよ　似合わないって わかってるよ　イメージと違うって うまく笑えない　わたしでも 精一杯の　Girly　わかって 体中で呼吸（いき）してる 周りには　滑稽だと　笑われても 言葉じゃ伝えきれないことばかり 溢れては埋もれてく　Darling　知ってた？...

ユーモアちりばめて 昨日に寄り添って着いた場所が 君ならば　 君ならば ぶつかっても　痛くないよ 嘘じゃない　ほんとうさ 見えてく景色は鮮やかに 残酷に見えるけれども それでも　いいんだ 頭でっかち　言葉切れ端 無理矢理につなげてみたって ...

「指きりはしないから」 　　　　　　 こだわってた小さいかたまり くすんできた瞳　　　　　　　　　　　　　置いてきた忘れ物 ぽつぽつと小さくあいた穴　　　　　　　早く気付いていたら 埋めるのは　むずかしくて　　　　　　もっとスマートに愛せたかな ...

君の目線から見た空は 　　　　　 いっぱいに詰め込んだ願いは どんな色してるんだろうね　　　　　底がぬけて　すべては持てないから 背伸びして目を閉じれば　　　　　　ほんとうに大切な何かを わたしにも　見えるのかな？　　　　つらぬく時に　気が付いた ...

空へ溶けてくんだね　　　　　　　　　　　　毎日が平凡で 雨の日も風の日も晴れの日も　　　　　　これといって変わり映えしないけど 一周して戻ってきたのが　　　　　　　　　　巻き戻して見てみたら　 やっぱり　ココで良かったね　　　　　　　　何てすばらしい　僕らの日々 ...