safflower

もうドキドキとか　そんなもの　　　　　　　　　　　　　　　　流される　光と雫 今更なかなか生まれてこないけど　　　　　　　　　　　　　まばたきの隙間 愛　枯れることなく　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しのびこんで　愛して そっと　咲いてあげたい 　　　　　　　　　　　　　　　 足りないものを補おうとして いちいち傷つけてたトゲさえも そのままでいて それがあなたの一部に変われるなら もっと　もっと　あたしに触れて 何度　何度　塗り重ねた愛しさの色 もっと　深く　深く　赤に染まれるなら あたしは　 あなたから出れないから せっかちで欲張った世界に 見とれててる　凸凹の空の下 スカートの裾　気にしながら あなたと歩く 綿毛舞う日々に香る 真新しさには もう　戸惑わない あたしは　それでも　あなたが必要と言った もっと　もっと　あたしを呼んで ずっと　遠い　二人だけに見える場所まで もっと　壊して　壊して　生まれ変われたなら あなたの 落としたもの　すくってあげるよ

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