青い実り
深く息を吸って 見上げたら もう空は高く あの日の場所へと戻る 遥か昔のことなのか つい昨日のことなのか ゆるり 胸に宿る ほのかに甘く切ない香り 研ぎ澄ました 限りなく遠くて近い お日様に 伸ばした手 青い実は まだ青く でも少し色づいてる? 重ねてく日々は鮮やかに 揺るがないものだけを照らしてゆくでしょう それが何なのか まだ分からないけど どうか君にはずっと 笑っていて欲しい ここでずっと祈ってる 夏休みはいつだって 千鳥足 おぼつかない 道草 たとえとなりに君がいても まるで見えない場所へ行っても ココロ たった一つ 誰にも壊せないモノを 探しに行く 月と太陽のあいだ ひとりぼっちに 慣れることは ないけれど また少しだけ 勇気をくれる? さらり涙の足跡に 気がつけばいつだってそこに君がいて 知らない景色怯えてく あたしの足元に 似合う靴を差し伸べてくれたこと 四万六千日の光 いつだってそこにある道 交わして巻き戻るストーリー どんなに願ったて奇跡じゃ飛べない 笑っておおげさなくらいに こみ上げる予感を辿れ ほら そこに今 羽が生えてく