やわらかな風とともに
炭火のようなあたたかさで そこにいてくれたひと たまに想い馳せる 元気ですか?と やわらかな風とともに その手に触れることは けしてできないけれど かなしくはないよ ハートの奥 いつも灯るあかり さっぱりとした在り方で そこにいてくれたひと たまに想い馳せる...
OTO
OTO ほら きこえる あなたのおと わたしのおと すべてのおと 最初は点と点 形はつくらない 何が出てきたとしても それを鳴らそう 意味はいらない 意味をつけない 頭を沈めて ハートの受信機の ボリュームあげろ 手を叩け ...
Ground 0
ひとつぶの種が落ちて この地球に根をはった 命の重さにたずさえ あるのはこの衝動だけ 理論も根拠もない それでも心を知っている 僕らは宇宙から ひとひらの 舞い降りた 自由 自由 自由 すべてと繋がりながら 長い長い夢を見てた やすらぎと愛に包まれ 僕らは宇宙から...
knowing
深い深い海の底のほうから 微かに灯るあかりを辿ってきた 僕だけが知ってる この先はひかりのみち 誰かの言葉や事実は もう二度となぞらなくていい 震える心の先 ただ 息をする 瞳を閉じる 風になる 知っている 知っていた なつかしい場所 ただ 生きている 生きている...
宣誓
もう何が起こっても 誰かのせいにしない 言い訳もしない ただ 自分でありたい 静かに研ぎ澄まして この自分を 世界で一番の宝物にするんだ 『恐れは手放して』と 言われても長い付き合いだしなぁ もういっそお友達になって 進んで行こう 深い悲しみは 言葉にできない...
太陽の音
もうゆるしてあげて ここまできた自分のこと もう認めてあげて 誰にもなれない キミもボクも ホントの音が聞こえたら 本気の音で返してよ ねぇ 聞こえる はじまりの音 ああ 溢れだしたこの光は ああ やっとここで歌いたがってる ひとつの矛盾も知らない 宇宙はここにある...
ねぇママ
ねぇママ わたしポポロン 猫です 今日も2歳のあの子と ママを取り合いっこしています だけど勝てないの ねぇママ あの子が起きてしまう前に あたしだけを あたしだけを 撫でて欲しいの 優しくやわらかなその手で あたしの頭だけをゆらりふわり 夢心地 でもママ分かってる...
portal
portal いま あなたの目の前には 数えきれない 無数の入り口があってさ 何を選んでも 行きたいところにしか行けない 誰に言われても 行きたいところにしか行けない 地球のリズムに耳を澄ませて あなただけの軽やかなステップで すべてを脱ぎ捨てて 風はあなたとひとつになる...
yellow road この坂を登れば
yellow road この坂を登れば ひつじ雲を追いかけた 自転車の小道 川のせせらぎ 雪解けを待つ虫たちも 心躍らせ 飛び出した この坂道を登ればそこは 世界で一番優しい景色が広がるよ ほら 菜の花 ああ 咲き乱れて ここから いま 春のしるし...
にじいろシンセカイ
にじいろシンセカイ いないいないばぁ で着替えよう 今日はどこへ行こうかな? カサカサ落ち葉道 あの丘へ続くよ 並木道 ドングリと蝶々をみつけたね アリさんとアリさんはごっつんこ 赤い実を拾ったよ 今日一番の宝石だね トンボのメガネを本当に 夕焼け色していたね...